電力広域的運営推進機関クライアント証明書
電力広域的運営推進機関でご利用中のクライアント証明書の有効期限切れに伴い、一括申込される場合の流れをご案内します。
企業内審査登録局(以下、企業内RA)設置のお申し込みがお済みでない場合や、クライアント証明書の新規お申し込みの場合は、下記の『クライアント証明書お申し込みの流れ』をご確認のうえ、お手続きください。
■ クライアント証明書の加入者情報(Subject)に利用可能な記号の改訂のご案内
「Google Chrome 61」において、特定の記号が含まれる一部のクライアント証明書を「広域機関システム」「スイッチング支援システム」及び「容量市場システム」のSSLクライアント認証に使用した場合に、接続エラーとなる事象が確認されております。
つきましては、クライアント証明書の加入者情報(Subject)におけるCommon Name(CN)、Organizational Name(O)、Organizational Unit Name(OU)属性に利用可能な記号を下記のとおり改訂致します。
- 利用可能な記号(従来) '+,-./:=?()_$@&と半角スペース
- 利用可能な記号(改訂後) '+,-./:=?()と半角スペース
現在、"_"(アンダーバー)、"$"、"@"、"&" のいずれかを含むクライアント証明書をChromeブラウザでご使用されている場合は「Internet Explorer 11」のご使用をお願いいたします。
※「Google Chrome 62」においては、"_"(アンダーバー)、"$"、"@"、"&"を含むクライアント証明書でも「広域機関システム」「スイッチング支援システム」及び「容量市場システム」のSSLクライアント認証で使用できることを確認しております。 今後のバージョンアップで再び利用ができなくなる可能性があることから、クライアント証明書の加入者情報(Subject)に利用可能な記号を改訂させていただきます。
有効期限切れに伴うクライアント証明書の一括申込の流れ
電子証明書の有効期限到来に伴って新規申込される電子証明書が1枚だけの場合でも、申込み手続きは「一括申込の流れ」と同じです。
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お申し込みされる、クライアント証明書の確認
■ 有効期限切れのお知らせについて
当社からは、お申し込みいただいたクライアント証明書のうち有効期限到来まで約60日前となったクライアント証明書のCN、証明書IDの一覧を、企業内RAご担当者様にお知らせします。引き続きクライアント証明書をご利用される場合、改めてお申し込み手続きが必要となります。
※ クライアント証明書は有効期限日を過ぎてしまいますと、自動的に利用できなくなります。
■ 一括申込について
有効期限日の異なる複数のクライアント証明書を利用している場合でも、一括してクライアント証明書のお申し込み手続きを行うことができます。当社からの有効期限切れのお知らせの到着をお待ちいただく必要はありません。
クライアント証明書は将来の有効期間開始日を指定してお申し込みいただくことができますので、クライアント証明書の有効期間が無駄にならないようお手続きいただけます。
例. 一括申込時の有効期間開始日指定例
※ 例では新規にご購入したクライアント証明書の接続確認のための期間として、1ヶ月ほど重複期間を設けています。重複期間に制限はありません。
例. 一括申込時の有効期間開始日指定例(有効期間開始日を指定しない場合)
※ 有効期間開始日を指定しない場合、当社の証明書発行日が有効期間開始日となります。現在ご利用中のクライアント証明書との重複期間が多くなり無駄な期間が発生する場合があるため、ご注意ください。
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クライアント証明書発行依頼書の作成
企業内RA設置時に、クライアント証明書発行依頼書フォーマットを登録いただいたご担当者様メールアドレス宛に送付しております。 クライアント証明書発行依頼書フォーマットに発行申込するクライアント証明書の情報をご記載ください。
【 ご注意 】
• 有効期間開始日に将来の日付を記入される場合、有効期間開始日になるまではクライアント証明書をご利用いただくことはできません。
• お申し込み時点より180日以上先の有効期間開始日をご指定いただくことはできません。
• 有効期間開始日に過去日付を指定されないようにご注意ください。過去日付を指定した場合は、その期間分だけ、クライアント証明書の有効期間が短くなってしまいます。
• クライアント証明書の発行後に有効期間開始日を変更することはできません。
• 電力広域的運営推進機関から割り当てられた事業者コードを正確にご記入ください。当社では事業者コードと企業内RAの一致確認を行っておりません。
クライアント証明書のフォーマットがお手元にない場合は当社お申し込み窓口までご連絡ください。
※ 企業内RA設置の新規お申し込みを再度行う必要はありません。
ご登録内容の変更がある場合のみ企業内RA変更のお手続きをお願いします。※ 企業内RA設置申込書に記載されたご担当者様のメールアドレスからのみ証明書の発行、失効等の依頼が可能です。
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クライアント証明書の発行申込
クライアント証明書発行依頼書にクライアント証明書の発行申込内容を記載して、企業内RA設置申込書に記載頂いた担当者メールアドレスから当社にメール送付をお願いします。
※ USBメモリとUSBトークンの差異
■ USBメモリとは
USBコネクタに接続できるフラッシュメモリ内蔵の記憶デバイスのことです。
■ USBトークンとは
USBコネクタに接続できるICチップを内蔵したデバイスのことです。暗号鍵による処理をトークン内部ですべて行なうため、暗号鍵は常にトークン内部にあって、外部に一切出されることがないため、極めて高い安全性を持つデバイスです。
現在ご利用中のUSBトークンは、新しく取得されたクライアント証明書を格納して再利用することも可能です。USBトークンの再利用の方法については下記ページを参照ください。
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クライアント証明書を発行、送付
クライアント証明書発行依頼書の受付後、通常約5営業日内にご指定いただいた方法にて、クライアント証明書を発行いたします。
発行が完了しましたら、当社より企業内RAご担当者様にクライアント証明書の証明書IDと証明書シリアルを記載したクライアント証明書発行依頼書を返送いたします。
※ 注文が集中した場合余分に日数がかかる場合がありますので、余裕をもったスケジュールのお申し込みをお願いいたします。
※ お盆や年末年始、当社休業日により発行スケジュールが変更となる場合があります。
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電力広域的運営推進機関へシステムの利用申請
「広域機関システム」「スイッチング支援システム」及び「容量市場システム」を利用するには、電力広域的運営推進機関へシステムの利用申請を行う必要があります。下記のページをご確認いただき、お手続きをお願いします。
※ リンク先ページの内容については電力広域的運営推進機関までご確認をお願いいたします。
※ 利用申請に必要となるクライアント証明書の証明書IDと証明書シリアルは、当社より返送しました依頼書をご確認ください。
(下記画像の記載内容はサンプルです。) -
クライアント証明書の取得
電子証明書のお申し込み時にご選択された格納媒体に合わせて、クライアント証明書の取得をお願いします。
■ ダウンロードを選択された場合
ご指定いただいた電子メールアドレス宛に当社から「ID通知メール」を送付いたします。
下記の手順書を参照し、クライアント証明書を取得ください。
■ CD-R、USBメモリ、USBトークンを選択された場合
CD-R、USBメモリ、またはUSBトークンを選択された場合は簡易書留郵便にてお客様(企業内RAご担当者様)宛に送付いたします。
クライアント証明書のインストール
利用する端末にクライアント証明書のインストールをお願いします。
■ USBトークンを選択された場合
予めePass2003 USBトークンランタイムパッケージのインストールが必要となります。
下記サイトからダウンロードをお願いします。
ePass2003 USBトークンランタイムパッケージ ダウンロードサイト
ePass2003 USBトークンラインタイムパッケージのインストール手順は上記ダウンロードサイトを参照ください。
クライアント証明書代金のお支払い
クライアント証明書を発行後、請求書を送付いたします。
翌月末までに指定口座へのお支払いをお願いいたします。